日本大学の学校型選抜・総合型選抜入試の小論文は必要?

日本大学の総合型選抜は、単願が基本だが、併願も可能

総合型選抜は、多くの大学で単願が基本です。しかし、日本大学の総合型選抜では、併願で出願できる場合があります。

併願可能な学部・学科は、大学の募集要項で確認できます。併願する場合は、出願書類の提出や二次試験の受験など、通常の単願とは異なる手続きが必要になる場合がありますので、必ず確認しましょう。

併願することで、合格が高まる可能性があります。しかし、併願する大学の学部・学科をよく検討し、志望度の高い大学から出願するようにしましょう。

日本大学の総合型選抜について

日本大学の総合型選抜は、学部によって実施・未実施があり、内容も異なる。そのため、各学部の独自性を理解したうえで対策を立てることが重要です。

専願と併願について

学部によって専願と併願の可否が異なるため、必ず確認する必要があります。

出願書類について

日本大学の総合型選抜では、出願書類が重視される。特に、経済学部のように3000文字もの小論文を課す学部もあるため、しっかりと準備する必要があります。

二次選抜について

二次選抜では、小論文やプレゼンテーションが課されることが多く、また面接もしくは口頭試問が行われますが、内容は異なります。

「面接」・・・受験生の考えを聞きたい場合

「口頭試問」・・・志望する学部や学科の学びに関する見識の有無を問う場合

この違いを理解したうえで、対策を立てることが重要です。

日本大学法学部総合型選抜の概要

日本大学法学部では、令和5年度に総合型選抜を実施します。募集人員は、法律学科8名、政治経済学科8名、新聞学科8名、経営法学科8名、公共政策学科8名の合計40名です。

学部のアドミッションポリシー

日本大学法学部は、高等学校などの教育課程において、充分な学力と知識及び判断力を身につけた学生を対象としています。本学部で、法律学・政治学・行政学・経済学・経営学・新聞学などの専門的な学びを通じて、リーガルマインドの修得を目指し、自ら学び、自ら考え、自ら道をひらくという「自主創造」を実践できる入学者を求めています。

出願要件

次の1及び2の要件をすべて満たす者。

1.以下の各学科の出願要件を満たす者。

  • 法律学科:法的な思考方法によって、社会が抱える問題や日常生活のもめごとを解決あるいは防止できる能力(紛争解決能力)を備える者
  • 政治経済学科:政治の担い手をはじめ、国や地方公共団体、民間企業、NGO、マスコミ、さらには国際社会などの分野で実践的能力を発揮するリーダーを目指そうとする者
  • 新聞学科:メディアや情報関連の部活動(同好会等を含む)に在籍し、各種大会・コンクールに出場した経験のある者、またはそれと同等の実力がある者
  • 経営法学科:グローバルなビジネスの分野においてリーダーシップを発揮することや、公認会計士・税理士・弁理士といった高度な専門職に就くこと、あるいは自ら起業することを志している者で、出願資格1の場合、全体の学習成績の状況が3.5以上であること
  • 公共政策学科:公務員,公共・公益分野を中心とする諸団体(NPO法人,福祉団体,学校・教育機関など)でリーダーとなろうとする者で、社会貢献活動を行っている者

2.各学科の教育内容を理解し、合格した場合には必ず入学する者

出願書類

  • 志望理由書
  • 自己PR書
  • 小論文(各学科で指定されたテーマ)
  • 高校成績証明書
  • 調査書
  • その他、各学科で指定された書類

選考方法

  • 書類選考(1次選考)
  • 面接(2次選考)

合格発表

2023年9月中旬頃を予定

注意事項

  • 出願資格は、各学科によって異なります。
  • 出願書類は、各学科で指定された書式に沿って作成する必要があります。
  • 面接は、各学科で指定された内容について行われます。

まとめ

日本大学法学部総合型選抜は、学部ごとの出願資格が異なるため、各学科の募集要項をよく確認して出願するようにしましょう。出願書類は、各学科で指定された書式に沿って作成し、面接では、各学科で指定された内容についてしっかりと準備をしておきましょう。

日本大学の指定校推薦について

日本大学の指定校推薦は、芸術学部、危機管理学部、医学部、歯学部を除く学部で実施されます。出願は1月上旬から始まり、評定の平均値は4.0前後です。そのため、指定校推薦を考えている方は、高校1年生から評定を意識し、定期テストや生活態度をしっかりと整えておく必要があります。

選考方法は、面接と小論文です。面接では、志望動機や自己PRを問われるため、オープンキャンパスへの参加などを通して、大学や学部をしっかりと理解しておきましょう。小論文では、指定されたテーマについて自分の考えを論理的にまとめる必要があります。

指定校推薦の準備のポイント

指定校推薦の準備で最も重要なのは、評定です。評定の比重が高いため、高校1年生1学期から高校3年生の1学期までの成績が対象となります。そのため、高校1年生から高い点数を取ってきている学生の方が有利になります。

評定が重要だといっても、それ以外の要素を疎かにしてはいけません。日々の授業や提出物への対応、先生への積極的な質問など、主体的に学びに取り組んでいる姿勢も非常に大切です。また、部活動やボランティア活動などを通して、自分の強みや経験をアピールできるようにしておきましょう。

選考方法は、面接および小論文となっており、オープンキャンパスへの参加などを通して最新の情報を入手して、しっかりとした志望動機を固めておくことをお勧め致します。

学部評定選考方法
法学部4.0前後面接、小論文
文理学部4.0前後面接、小論文
経済学部4.0前後面接、小論文
商学部4.0前後面接、小論文
国際関係学部4.0前後面接、小論文
スポーツ科学部4.0前後面接、小論文、実技
理工学部4.0前後面接、小論文
生産工学部4.0前後面接、小論文
工学部4.0前後面接、小論文
松戸歯学部4.0前後面接、小論文
生物資源学部4.0前後面接、小論文
薬学部4.0前後面接、小論文

指定校推薦の対策

指定校推薦の対策としては、以下の3つが挙げられます。

  1. 評定の向上

高校1年生から定期テストや生活態度を意識し、評定の向上を目指しましょう。

  1. 面接対策

オープンキャンパスへの参加や、模擬面接の実施などを通して、面接対策を進めましょう。

  1. 小論文対策

指定されたテーマについて、自分の考えを論理的にまとめられるように練習しましょう。

指定校推薦は、高校3年生でしか受験できない特別な制度です。早い段階から準備を進め、合格を勝ち取りましょう。

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