総合型選抜のメリットとは・一般入試の難しさって?


こんにちは、スタディキャンパスのプロ講師おぐです。今回は総合型選抜入試について話していきたいと思います。

目次

推薦型入試をしっかり活用して大学に行こう!

1.一般入試も推薦入試も合格すれば同じ!

「一般入試も推薦入試も合格すれば同じ!」です。

どうせ総合型選抜(AO)でしょう。とか。昔のAO入試でしょ。ってなんか推薦のことを大学入試だと思わない人がいますね。

それは大いに間違っていますね。
1科目で入試ができる大学もあるんです。
まだ、一般入試で大学に入った方が勉強ができるという偏見は、地方のトップ校でまだ少し残っていると思います。

では、そうやって推薦を一般入試より下にみている人は、実は一般入試でメチャクチャ苦労してるのです。

現在で年内入試とか秋入試とか言って私立大学のほぼ半数以上は11月前後で合否が決まるというのはもうご存知だと思います。

そして、今でも難関大学は難しいです。
つまり、「私立大学のほぼ半数以上は11月前後で合否が決まる、難関大学は今でも難しい」という大学入試の構造を知っていると、難関大での合格の可能性が増します。

定員厳格化ということがありました。
だから入れる人が少なくなりましたが、今でも有名私立大学は人気ですので、ここに受験者が殺到します。
その定員厳格化の一歩手前を知ることが重要なんです。
それってあまり知られていないんです。

2.難関私立大学の入学者の6割は推薦?ということは一般入試は?

難関私立大学の入学者の6割は実はもう推薦で決まっています。

この推薦はスポーツ推薦ですかとかね言われるんですけど違います。

附属高校推薦とか指定校推薦でもう半数以上は埋まってしまうんです。
そこで残りの半数を争っていくので付属高校を持っている大学は難しくなるわけですよ。
だから「一般試験で合格するぞ」という人はその少なくなったパイを取り合うんで非常に難しい入試になるということを知っていることが大切です。

例えばね、東京都のトップ校に合格したら安心するのではなく、合格した他との現実を認識することが大切です。

3.上智大学文学部の半分は推薦なの?


上智大学の文学部についてお話をさせていただきたいと思います。

これは2023年度用「大学の真の実力情報公開book」旺文社様からのデータなんです。
例えば文学部上智大学の文学部入学者数が517名いました。

その中で、総合型選抜55名、公募推薦102名、指定校推薦9名付属高校が5名、その他56名合わせて推薦で合格した人が231名もいるのです。

そして一般入試共通テストを突破してきて合格した人が230名です。

とういことは、半数以上はもう推薦で決まってるんだということです。
決まってしまって残りのパイを一般入試で争うんだっていうことなんですね。
「一般入試で大学を受けることが一学力が高い」という価値観を持っている人は、そのこを認識することが重要です。合格したら、同じ大学の大学生になるので、推薦入試合格か一般入試合格か優劣はありません。

これを知らずに推薦入試を一般入試の下に見ている人は、地獄の一発試験が待ってます。

半数以下の座席を奪い合うために戦ってしまうのですー恐ろしい。

この現実を知っていて欲しいんです。
だから大学入試で合格者を多くだしている高校はうまく指定校推薦とか使っていますが、地方の上位高校では使わせないところもありますからね。指定校枠を全部突っ返して利用しないのはもったいないですよね。

ましてや偏差値55以上60近い高校でしたら、指定校もらえるとこいっぱいありますから。

55以下では上智大学の指定校がもらえるかって言ったらこれなかなか難しいのです。
だから高校1年からしっかり評点をとれるように勉強していくしかないんです。推薦系をねらっていく。総合型をねらって大学へで行くのがベストなんです。

半分以上が推薦で決まる現実を知らないで一般試験に突っ込むと、高校の卒業式が終わった後の国立二次試験まで戦うことになります。
国立行ければそれも納得できますが、国立行けずに残念ながら滑り止めの私立に行くという場合は、やはり国立に合格したいものです。

4.有名私立大学は首都圏に集中している!

有名私立は東京とか京都にあります。
例えば早慶上理・GMARCH・関関同立などはそうです。
少し神奈川県の話をしますと神奈川県の人口だけでなんと東北6県全部人口と同じくらいなんです。

ということは神奈川県の人は、わざわざ地方の国立に行かないんです。

どうしても国立行きたいっていう人は行きますけど。

どの大学も国立大学の出身者を見ると東京都出身の学生さんはそんなにいませんよね
例えば、宇都宮で見ますと宇都宮大学ですとやっぱり栃木県が多いです。その後、群馬、茨城。
そしてその次は、首都圏じゃなくて実はもう福島とか宮城とか東北なんです。

徳島大学は、ほとんどが地元です。

そういう構造になってるんで、神奈川の人は神奈川からちょっと後電車乗れば東京にある大学が便利なのです。
そんなわざわざ地方に行きたくないですよ。

特に、地方の人で一般入試を目指す人は、そういう首都圏の人たちと残りの席を戦うっていうことを認識していただかなくてはなりません。

5.指定校推薦は高校からのプレゼント!

偏差値60近い高校に合格したことでもう学力でバリバリ勉強したから大学受験も力で行かなくちゃならないというプライドもありますよね。そらは理解できます。

ましてや学校の先生も高校の先生もそうは思ってるから推薦はやめて一般入試をすすめと思いますね。
それでもう仕方がないんで勉強するしかありません。
だからもう必死に勉強するしかありません。

本当にしうでしょうか?
そこを理解することがとても重要なんです。
ちょっと私立高校はレアケースがあるので、一概には言えないんですけどもそういうことなんですよ。
推薦をしっかり利用して大学に合格するということが重要なのです。

推薦は指定校推薦枠に入ることは、一生懸命頑張ってきて成績を積み上げて高校からプレゼントされたようなものですからね。
それは堂々と受け取ってください。
そして、総合型選抜は逆に学校の先生と進路相談とかしながら一緒に作り上げていってください。
学校にへりくだっていくものではなく、やりたいって挑戦してみてください。

そういうのをどんどん使って挑戦してください。

もちろん、挑戦してる人もいます。
だから総合型選抜(AO推薦)をしっかりりようすることが大切なんです。一般入試の準備もしっかりやっておくのです。

高校入試って結構一発逆転可能なんですよ。

6.指定校で半分が決まってることを忘れないで!


一般入試で大学合格を目指している人は、先ほど申し上げた通りねもう有名私立大学が付属高校とか指定校推薦で席が半分埋まってしまってるんだそこにちょうど一般で挑戦するっていうことを忘れないでください。

一般入試を第一に考えている人も、入試の機会を増やして総合型を使うことも考えてみるとよい結果につながると思います。

本当に二次試験までやって国立行けたら万々歳ですけども地方国立は今は人気がなくなってきています。

埼玉県の人口は中国5県分あたるそうです。

だから埼玉県の人がわざわざ首都圏の大学で賄えるのにわざわざなんか国立にまで行きたいかって言ったらさあどうでしょうか。

ちょっと厳しいかもしれませんだから偏差値55以上の60超えてる高校の人や地方の人はl、もう一進学塾に通ってバリバリやってたから大学も学力で行くんだという考えが進学高校は頭から外れないんです。

7.指定校推薦(総合型選抜)を使って大学に行こう!

いっぱい指定校がもらえるのに全部突っ返したらもったいないし、。これを使用してないと一般入試だけということになり、もうこれ排水の陣です。

高校入試は通過点です。
高校合格で、桜の花を咲くころ「わーいっ」てやっていつの間にか、1学期中の気持ちがボロボロでもう真っ青になるね。
そういう現実もありますので、そこら辺も踏まえてください。

ある意味私立高校は、しっかり勉強をサポートしますし、辺をサポートしていますね。
もしかすると私立高校は指定校を使いますね

今まで書いてきたことは、情報の一つとして持っててください。
なんで少子化なのに有名大学入りづらいんだろう。
それは、指定校を利用する付属高校がたくさん存在しているという現実があります。
そういう中で残った人を学力で取るか、総合型を使って試験を2度利用する。
大学合格への作戦を立てるとか戦略とか立てるとか是非考えていただきたいと思います。



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