塾選びに失敗しない大学受験・高校受験のためのポイント

塾えらびのポイント】

こんにちは、スタディキャンパスのプロ講師おぐです。

あなたは「定期試験で点数が平均点前後」「どんな勉強方法をしていいかわからない」「勉強がつまらない」「高校受験に不安」などと勉強や受験のことで悩んでいませんか?

そこで、今回は「あなたにピッタリあった塾えらび」について調べてみたいと思います。

目次

塾の種類

塾には

1.集団塾
2.個別指導塾
3.自立指導塾

の3つに分けられます。

集団塾

集団塾は、文字通り先生1人に生徒多数の授業スタイルです。学校の授業スタイルですね。

集団塾は、トップ校や難関校を目指している人に向いていると言えます。

その理由は

・他人と成績や模擬試験の順位を競争しながら勉強を進めていく必要があります。
・板書が中心なので、授業についていけない可能性があります。
・クラスが学力別に分かれているので、強いメンタルが必要であります。
・ある程度勉強習慣が身に付いていることが前提となります。

だからです。

集団塾のメリット
・勉強のレベルが高い生徒が多くいるので、モチベーションが上がります。
・競争が起きるので、向上心の強い生徒はさらに学力が伸びます。
・授業料は、安心価格が多く、講習時も定額です。(個別指導はコマ数で授業料が決まる)

集団塾のデメリット
・授業についていけなくなる可能性があります。
・順位づけがなされ、クラスが落ちるとモチベーションが下がります。
・5科目を選択することが多く、英語・数学の授業が中心で、理科・社会の塾での学習時間は少ない。

このように、集団塾はトップ校や難関校を目指す人に向いていると考えることができます。

個別指導塾


個別指導塾は、「集団が苦手」、「勉強が苦手」、「しっかりとわからないところを教えて欲しい」という人に向いています。
個別指導のスタイルには、次のようなものがあります。

・先生1人対生徒1人の指導スタイル
・先生1人対生徒2人の指導スタイル
・先生1人対生徒3人の指導スタイル
・先生1人対生徒4人以上のスタイルは循環型個別指導と呼んでいたりもします。

1対1の個別指導のメリット
・自分のわからないところを徹底的に教えてくれます。
・進捗をしっかり管理してくれ、難関私立・トップ校にも対応してくれます。
・先生とコミュニケーションがしっかり取れます。

1対1の個別指導のデメリット
・依存心が強くなって、先生が変わるとモチベーションが下がります。
・料金が高めに設定されています。
・いい意味でも悪い意味でも常に管理されているので、自立心が育ちにくい。

1対2の個別指導のメリット
・自分のわからないところを徹底的に教えてくれます。
・進捗をしっかり管理してくれます。
・先生とコミュニケーションがしっかり取れます。

1対2の個別指導のデメリット
・依存心が強くなって、先生が変わるとモチベーションが下がります。
・料金が高い個別指導、料金の安い個別指導があります。
・振替が自分の希望日時に合わないこともあります。

1対3の個別指導のメリット
・自分から進んで学習するようになります。
・個人の計画に沿ってカリキュラムが作られます。
・授業料が安く設定されています。

1対3の個別指導のデメリット
・教えてもらう時間が少なくなり、わからないと待っている状態になります。
・先生があまり関わってくれなくなります。
・教室がうるさい時もあります。

1対4以上の個別指導のメリット
・自分から進んで勉強するようになります。
・個人の計画に沿ってカリキュラムが作られます。
・授業料が安く設定されてます。

1対4以上の個別指導のデメリット
・教えてもらう時間が少なくなり、わからないと待っている状態になります。
・先生があまり関われなくなり指導時間がすくなくなります。
・教室がうるさく集中できない時間帯があります。

どうですか?個別にもいろいろな指導形態がありますので、自分はどの指導が合っているか考えてみるとよいと思います。

自立型指導塾

最近は、自立型指導塾が増えてきています。自立型というくらいですから、自分で主体的に勉強するという指導です。「自分で勉強する」のだから、自習と同じだと思われがちですが、次のような特徴があります。

・自分で解決する力の基礎力が付きます。
・この勉強法が身につけば、一生学習できます。
・先生は、進捗管理とコミュニケーションを中心に指導をします。
・映像授業やオンライン授業を活用しながら、自分のペースで進んでいけます。
・授業料は比較的安く設定されている塾が多くあります。

自立型指導塾のメリット
・自己解決能力が付きます。
・自分のペースで学習を進められます。
・長い時間学習できます。
・考える力が付きます。
・授業料が安く設定されています。
・上位校にも十分対応できます。

自立型指導塾のデメリット
・依存心が強い生徒さんには向きません。(学習を続けていると自分で学習することができるようになる。)
・映像授業が苦手な生徒さんには向きません。(慣れると特に問題はなくなります)
・目標がはっきりしていない生徒さんは、先生とのコミュニケーションが必要です。

自立学習は、自分で勉強するスタイルで、先生はわからない箇所を教えてくれます。先生の主な仕事は、あなたの進捗を管理することとあなたとコミュニケーションを取ることになります。

自分に合った塾を選ぼう!

情報を集める

塾の情報は、口コミ・ネット検索(ホームページ・ポータルサイトなど)・チラシから得る方法があります。

歩いていたら塾があった。チラシで見た。友達から聞いた。そういう情報から、ホームページで検索してみるとよいと思います。また、例えば、「塾 地域名」で検索してみると、ポータルサイトに入ることができると思います。そこから、集団指導か個別指導なのかを考えて、説明文を読んで、資料請求をしたらよいと思います。

電話をして体験を決める

資料請求をしたら、資料請求した塾から電話がかかってくることが多いと思います。

その中で自分(お子さん)にあった塾をある程度しぼって、電話をして体験をしてみてください。

体験授業では、申込書を書き、保護者の方と面談することも多いです。また、お子さんは、体験授業(1回〜2ヶ月ほど)を受け、自分に合った塾を選んでいきます。しっかり、体験授業をして、ここでやっていけると考えたなら、入会になります。

その後、塾の入会、授業の詳細の説明を行いますので、都合を付けて塾に出向いてください。

入会後

入会手続きが終わると、1回目の授業が始まります。また、体験授業が長く続く場合は、塾にも慣れて、その塾の勉強方法にも慣れてくると思います。

定期試験対策・各種講習(夏期講習など)イベントもありますので、どのようなスケジュールなのかをしっかり聞いておきましょう。(個別指導、自立指導は個人、集団塾は全体での説明会などがあります。それぞれの塾によって異なるのでその辺りもしっかり聞いておきましょう)

疑問などがあれば、遠慮せずに質問をしていくことが重要です。

自分に合った塾を探して、入塾し勉強をして、自身の成績が上がり、第一志望校に合格できることを願っています。

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